※ネタバレ注意!!
サイコだけど大丈夫 12話 翻訳
第十二章 ロミオとジュリエット
起きたらムニョンがいなくて慌てて下に降りると…
焦げた食パンが散らかってた。
ムニョンがカンテに気づき食パンを食べるか聞くと
兄はその間掃除と洗濯したのにお前は寝てたと言う。
起こせばよかったのにと言うカンテに
頬を叩き起こしたが起きなかったとムニョン。
カンテは休みだからドライブでも行かないかと聞くが
兄達は絵の人に名前をつけるかで言い争う。
カンテは無視され部屋に行く。
ジェスに遊ぼうと言うが
ムニョン達に断られて自分に電話したのかとふてくされる。
俺と兄どっちが好きだ?ムニョンと俺はどっちが好きだ?
と聞くジェスにお前だと言うカンテ。
店に来いと電話を切るジェス。
【 ジュリの家 】
社長はジュリの母に漢方薬をあげる。
実家に行くと言う社長、ジュリの母はジュリに気を利かせ
部屋を出て聞き耳を立てる。
社長は父が入院したと言うとスンジェが現れ
社長のお父さんは嘘つきですよと話に割り込む。
社長は父が嘘をついていつも実家に帰らせて
月一でお見合いをさせるんです。電話しますねと言い行く。
【 ジェスの店 】
一人で店にいるカンテに周りの女子がタイプだとざわつく。
それをジェスが写真を撮りムニョンに送る。
それに怒って車を急いで走らせ向かうムニョン。
カンテにピザを持って行き話す。
お前を狙う女に気をつけろ。
何よりお前を狙う女を狙いに来るサイコパスの女に。
そこにムニョンが現れジェスのいた席に座る。
切り分けるナイフを皿に突き刺し
周りの女を睨みながらギーと音を立てる。
カンテは兄と会議じゃなかったのか聞くと
そんな事よりあんたを狙う蟻どもがいるのが問題よとムニョン。
ジェスの仕業だと気づくカンテ。
早くここから出るわよとムニョン。
【 病院 】
院長が看護師長にムニョンの父のベッドは片づけないで
ここでゆっくり過ごさせてあげようと言うと
もうそう指示したと言い
ムニョンの父がパク患者にした変動の理由を聞く。
妻と重なったんじゃないかと思う。
妻を恐れているみたいだ。妻が人を殺したって。
そこにサンテが入ってきて話は終わる。
【 ジェスの店 】
ムニョンは子供と動物は話が通じないから一番嫌いと言うと
俺は好きだ。話が通じないから気になるし
面倒くさいからかわいくて
愛されたくてするんだから心が温かくなるだろ。
お前みたいに。
ムニョンはあんたの子供は産まないわ。
期待しないで。
自分の子供にまで嫉妬したくないと。
カンテは近くに来いと言い目を閉じたムニョンに
母親は誰でもなれるわけじゃないとデコピンする。
【 病院 】
まだ拗ねてるのか?と聞く院長に約束は守らないととサンテ。
院長はもう蝶から逃げて欲しくないって思ってるんだ。
兄がいつも逃げるから弟が苦労してるだろと言うと
蝶、怖い。嫌いだとサンテ。
院長が面白い事教えてやる。
蝶は古代ギリシャ語でプシケなんだ。
プシケが何を象徴してるかわかるか?
治癒だよ。
この世界には怖い蝶より治癒を象徴する蝶の方がずっと多いんだ。
だから焦らないでゆっくり一緒に乗り越えていかないか?
サンテは蝶は治癒...と何度も呟く。
【 車で 】
カンテは新しい作品についてムニョンに聞くと
旅する三人は自分達よりもっと変な人で何かが欠けてる人に会うと。
これ以上は教えないとムニョン。
面白そうだと言うカンテに当然だとムニョン。
カンテは今回はハッピーエンドだといいなと言うと
ムニョンも私もと答えた。
【 スーパーで買い物する二人 】
ムニョンは
考えてみたんだけどあんたに似てる息子ならいいかもしれない。
嫉妬しない自信があるわ。
息子一人だけ作ろう。
産みたいわ、協力して!!
慌てて静かにしろとカンテ。ムニョンの声に周りがざわつく。
【 病院 】
クォン先生が先月お見合いした人と結婚すると聞くジュリ。
そこに先生が来て招待状を渡し自分の理想の人が現れたと言う。
【 ムニョンの家 】
キッチンでムニョンはカンテに後ろから抱きつき
私達、いつ同じ部屋を使うの?と聞く。
兄貴がいるだろ、離せ。と言うが離さないムニョン。
そこに兄が帰ってきて、こっちよと叫ぶムニョン。
慌ててカンテがわかった、後で遊ぼうと言うと
私の部屋で?と聞く。
そうだ。お前の部屋でとカンテ。
手を離し、待ってるわと囁く。
【 ジュリの家 】
いくら待っても社長から電話が来ないジュリ。
そこにスンジェが入ってきて社長と電話してるふりをする。
ジュリはスンジェにさりげなく話を聞く。
スンジェは社長が好きな女優に似た人とお見合いしたと。
【 カンテの家 】
サンテは蝶は治癒、良い蝶だ。蝶と向き合えば弟は苦労しないと。
カンテが本当に向き合えそうか?と聞く。
兄は考え画材道具を見てこれ全部でいくらだ?高いのか?と聞くと
本が沢山売れたら返せよとカンテ。
ムニョンの部屋にカンテが来る。
準備万端のムニョンにワインをつぐカンテ。
カンテが兄の話をしようとすると
今から兄の話は禁止、破ったら一気飲みよと言うムニョンに
お前も悪態は禁止だ、破ったら一気だぞとカンテ。
それに乗ったムニョン。
飲みすぎたムニョンをベッドに寝かせようとしたカンテの
腕を掴み、引き寄せ抱きつく。
ムニョンはあんたとお兄ちゃんが家に来て本当に幸せと呟く。
ムニョンをベッドに寝かせてそっとキスをして
おやすみと言いマンテを握らせ部屋を出るカンテ
兄の画材道具を整理するカンテは封筒を見つける。
中を見ると蝶とメモが入ってた。
『 私がすぐに行く。』と。
パク患者が置いていったものだった。
動揺して兄の様子を窺うカンテ。メモを見ながら蝶を握りつぶした。
【 病院 】
カン患者が外泊するのを見送る院長とジョンテ。
ジョンテは彼がなんで人を沢山殺したのか聞くと
あんなに弱くて優しい彼には耐えられない事だったんだと院長。
【 ムニョンの家 】
今日はカウンセリングの日だよなと聞くカンテに
そうだ、蝶はプシケ、治癒。
治癒だけど…怖い…まだ。
また蝶が現れたらどうしよう?
引っ越さなきゃダメなのに…と。
カンテは兄の手を取り
兄貴…もう逃げるのはやめよう。
俺は喧嘩強いだろ?
だから怖い時は俺の後ろに隠れればいい。と。
にーちゃんなのに弟の後ろに隠れるなんて。大人なのに。
と言う兄に
カンテは大丈夫だよ。
俺もずっと兄貴の後ろに隠れて生きてきたんだと言う。
【 病院 】
メモ紙をパク患者の本にあったのと見比べるカンテ。
ジュリはムニョンの父を散歩に連れていく。
ムニョンの父は、もうすぐ俺は死ぬのか?
全部罰は受けたのか?と聞く。
【 バス 】
バスに乗るカン患者はサンテの隣に座って話す。
サンテは蝶を描かなくて院長がお金くれなかったと言うと
描けばいいじゃないかとカン患者。
怖いと言うサンテに
蝶で良くない事があったのか聞くカン患者。
答えないサンテに
過去にずっと閉じこめられてたらダメだ。俺みたいになるぞ。
外に出られず病院に閉じこもってるだろ。
サンテはドアを開けて出ればいいのにと言うと
出られない。
ドアが見えないんだよ。
一度閉じ込められたら出られない。
俺みたいになるな。と。
【 病院 】
カンテは後輩の不手際の代わりに病室で危険なものを探す。
そこにムニョンと三人で写る写真を見つける。
ムニョンの母の顔は
傷つけられて見えないようになっていた。
【 バス 】
工事の音が聞こえカン患者が苦しみだす。
銃の音に聞こえ混乱する。
それをサンテが大丈夫だと何度も呟きジャケットを頭から被せ
乗り合った客に病院に電話するように頼む。
抱きしめ頭を手であやす様に優しくトントンしながら大丈夫だと呟くサンテ。
【 病院 】
カン患者は落ち着きを取り戻す。
サンテはカン患者にムニョンの童話の
『 悪夢を食べて育った少年 』という本を
貸してあげたいと院長に言う。
院長室にカンテが呼ばれ兄を褒める院長。
カンテに聞かせたい事があり兄に話させる院長。
過去に閉じ込められたら永遠に出られない。
ドアが見えない。
忘れるな。勝て。
勝てなければ魂が育たない子供のままだ。
カン患者に言われた言葉と本の言葉で兄は
俺は子供じゃなくて大人だ。だからもう逃げない。と。
院長は勇敢だと褒めさらにその時の記憶を話せるか聞く。
必死に思い出す兄。
母と夜に帰る兄は猫を見つけ追いかけた。
母は入っちゃダメだと注意したが兄はいなくなってしまう。
兄は猫を抱えトンネルに入ると
そこには首を刺され倒れる母が。
兄の母に刺した女がこう言った。
さっき言いそびれたけど、自分の子供は自分で世話するわ。
驚いた兄は猫を離し固まる。
女が兄に向かおうとするのを母は足を掴み必死に止める。
女はニヤリと笑いそれを振りほどき兄に近づく。
怯える兄に大丈夫よと頭を撫で
今、見聞きした事を誰にも言っちゃダメよ。
言ったらあんたを殺すわ。
どこに逃げても地の果てまで追いかけて殺してやるわ。
わかったわね?
兄の頭を掴んだまま
答えない兄に女は返事をしろ!!と怒鳴る。
兄は逃げていった。
服についてた蝶のアクセサリーを見た兄。
親子の形をしたアクセサリーだと言うとカンテは
ムニョンの父の写真に写ってたアクセサリーが同じなのに気づく。
院長室を出て歩くカンテ。
ムニョンとの会話が頭の中を駆け巡り感情を抑えきれず何度も壁を殴る。
ジュリはムニョンを見かけ声をかける。
父の容態を聞くムニョンに明日死んでもおかしくない状態だと答え
一緒に散歩させないか聞く。
ムニョンはジュリ、したくないの。と優しく答える。
食堂でサンテはジュリの母にカン患者を助けた事を自慢げに話す。
そこにムニョンが来てサンテに話しかけるが
サンテは先に目上の人に挨拶しろと叱る。
ムニョンは挨拶をしサンテに外食しようか聞くが
無駄遣いはダメだとサンテ。
それを見てジュリの母は
そうしてると本当の家族みたいだわと言う。
サンテは苗字が違うし
ただ家族みたいな存在なだけだと言うとムニョンは
家族は戸籍だけじゃないわ。
家族って言うのはね、、、、
家族は、、、、
家族写真を撮れば家族になるわと悩んだ末に出た苦しい言葉だった。
家族を証明するのは戸籍じゃなく写真よ。と
ジュリの母は二人はよく似てるわねと離れる。
一つも似てないとムニョン。
カンテが包帯を巻いててムニョンはどうしたのか聞くが答えない。
カンテが怒ってるように感じたムニョンは自分のせいか聞くが
寝不足で疲れてるだけだとカンテ。
夜勤もあるから先に兄貴と帰ろと言うと
明日三人で家族写真撮ろう、もう予約したのとムニョン。
あのムニョン達の写真を思い出し今度なとカンテ。
どうしても撮りたいムニョンがごねるとカンテは行け!!と怒鳴る。
頼むから帰れと、、
驚くムニョンは何も言わず部屋を出た。
泣き崩れるカンテ。
【 ムニョンの家 】
サンテは写真の為に表情作りをする。
ムニョンはカンテがなんで怒ってるかわからず必死に考える。
そこにジェスがピザを10枚持って来て
ムニョンに親友ならわかるでしょと怒る理由の答えを求められる。
ジェスは
カンテは自分の気持ちを隠す。
それを無理に知ろうとしても良い事は起きない。
今まで一緒にいれたのは
カンテの気持ちが全くわからないからだと寂しそうに言う。
子供らしい事も出来ず突然大人になって
両親ですら子供の気持ちをわからないのに
わかるわけがない。
ある日を思い出すカンテ。
ロミオとジュリエットみたいね。とムニョン。
絶対に会ってはいけない悪縁だ。とカンテ
縁で運命よ。とムニョン
悲劇的な運命だ。とカンテ。
カンテを見つけ部屋に入る院長。
カンテは自分達の母親を殺した蝶がムニョンの母親のようだと言う。
確かかと聞く院長にカンテは答える。
確かかもと思うと怖いんです。
いっそのこと自分の勘違いなら…
いや何も知らなければ良かった。
酷すぎませんか?
やっと楽な気持ちになってきたのに…
やっと他の人と同じように生きたくなったのに。
その蝶のせいで俺が今までどれだけ這いつくばって生きて来たか。
それなのによりによってその蝶が彼女の母親だなんて。
会ったら切り裂いてやりたいくらいだったのに
もうそれも出来ない。
母親と兄貴に何て謝ればいいんだ。
兄貴の代わりに戦うって約束したのに。
俺が逃げるのはやめようって言ったのに。
もうこんな人生逃げ出したい。と泣きじゃくるカンテ。
俺みたいに辛くならないように
何も知らないままでいて欲しい。
傷つく事もなく他人の感情なんて気にする事もなく
空き缶のように中身が空っぽだったらいいのに。
慰める院長。
【 ムニョンの家 】
家に帰り眠るムニョンにそっと触れる。
ムニョンが酔った時に言った事を思い出す。
二人が来てくれて嬉しい。
この家が嫌いだったの。
お父さんはおかしくなってお母さんは死んだから。
お母さんは頭から血が沢山出たの。
お父さんはそんなお母さんを地下室に閉じ込めたけど。
なのに…そこからいなくなったの。
本当に死んだのか消えたのかは
お父さんだけが知ってると思う。
カンテはもしまた母親が戻ったらお前はどうだ?と聞く。
凄く怖くて息がつまると思う。でもお母さんはお母さんだから。とムニョン。
サンテが眠る部屋で母との家族写真を見て涙を流す。
朝カンテを起こしに行くが起きないと嘆くサンテ。
疲れてるみたいだから今度にしようとムニョンは言うが
サンテは朝早く起きてセットしたと不満を言う。
ムニョンは本の写真でも撮りに行こうと言うと喜ぶサンテ。
サンテはムニョンを気遣うが、大丈夫だとムニョン。
本に写真が載ると聞き昨日一生懸命表情練習したとサンテ。
それを見たムニョンは言う。
それは全部偽物よ。無理しなくていいのよ。いつも通りでいいの。
それが本物のムン サンテだから。と。
サンテは、本物?本物のムン サンテ??
鏡越しに自分を見たサンテ。
撮影に入る時にカンテが現れた。
用意してあったスーツを着て。
喜ぶサンテ。
まだ…遅くないよな?とカンテ。
喜ぶ二人。
サイコだけど大丈夫 12話 感想
スーツ着たカンテがイケメン過ぎな件。ㅋㅋㅋ
ムニョンに思いやりというものが現れた感じで。
まさかのムニョンの母親が犯人??
サンテがお兄ちゃんって感じでそれに従うムニョンもなんだかかわいい。
それじゃ!!