2022年04月16日

サイコパスだけど大丈夫 사이코지만 괜찮아 16話 最終回 翻訳と感想

ネタバレ注意!!


キャスト、相関図はこちら!


サイコだけど大丈夫 16話 最終話 翻訳


ムニョンは家に着きカンテから貰った花束を見つめる。
そこにカンテが来てまだ愛してると言う。


ムニョンは次言ったら!ガって...途中でやめ部屋に行こうとすると
カンテが腕を掴みなんだよ?とキスをして、こうか?と聞き
ムニョンをお姫様抱っこしてテーブルの上に座らせ顔を近づける。
顔を遠ざけるムニョンにゆっくりと近づき
キスをしようとしたその時…鹿の鳴き声が。


黙れ!と怒鳴るカンテに思わず吹き出すムニョン。
カンテも笑う。


そして見つめ合う二人。


カンテは愛してると言いキスをして


そのままゆっくりテーブルに横たわらせる。


第十六章 本当に本当の顔を探して


【 ジェスの家 】


サンテは社長に童話を出版する努力をするという念書を書かせていた。


ジェスがそれを見てさすがだと褒める。


サンテが来たのはバイトを辞める為だった。
本物の作家になりたいからと。


ジェスは絶対にダメだ。代わりを探せと言い、
サンテのような人じゃないとダメだと言いながら
カッコよく送りたいのにと呟く。


サンテはジェスがカッコよくは正直、無理だと言う。


【 ムニョンの家 】


ソファでムニョンの頭を撫でながら膝枕するカンテ。


ムニョンはお母さんの木に何で家族写真までかけたか聞くと


お前の事、気になると思ってとカンテ。
なんて紹介したの?とムニョンが聞くと


お母さんがあんなにも願ってた兄貴の一番親しい友達で
俺が愛する女性だって。
俺たち三人家族になったからもう何も心配しなくていいって。


ムニョンは私の事ものすごく嫌がる気がするわ。と言うと


正直、誰にでも好かれるタイプじゃないよな。とカンテ。


殺されたいの?とムニョンが言うと俺にだけよく見せればいいと。


眠いと主張しだすムニョンに戸惑うカンテ。


【 ジェスの家 】


サンテは寝る準備をしジェスと仲直りするために泊まってくと言う。
ジェスはサンテを抱きしめ
俺はいつになったらサンテ兄貴のような兄になれんのかなと言う。


両親が弟を産めば兄になるだろとサンテ。
笑うジェスは俺も兄貴の弟になりたいよと涙ぐむ。


【 ムニョンの家 】


朝、服が散らかる中ベッドで眠る2人


ご飯を作るカンテを後ろから抱きしめる。


カンテは無職になったと告白する。


驚くムニョンに他の事もやってみようと思ってとカンテ。


学校はオンライン以外許さない。
何もしないで私にくっついて暮らして。

寄生虫みたいに。


と言うムニョンに包丁をまな板に突き刺し怒る。


寄生虫は取り消すわとムニョンが言うと
お前は今後どうするつもりだ。もう書かないんだろ?とカンテ。 


ムニョンは書きたい童話がないの。と言うと


三人でキャンピングカーに乗って旅する話は?
すごく楽しみにしてるんだけど。とカンテ。


ムニョンは見たい?と聞くと


見せたいんだ。


お前らが作る童話だからみんなに見せたい。とカンテ。


ムニョンは兄からもらった絵を見せて


本当の本当に幸せなムンカンテ。
好きな子が出来たって寝言をいいながら笑ってたって。

夢でまで告白するくらいならその子を本当に好きなのね?


うんと頷き俺じゃないみたいだと嬉しそうにじっと絵を見つめるカンテ


この絵を見て修正したの。もちろんエンディングは秘密よ。とムニョン。


驚きながらカンテは本出すのか?と聞くと
とりあえずこれだけはね。他は決めてないわ。とムニョン。


喜ぶカンテに私とお兄ちゃんどっちが好き?と聞くと


自分が一番好きだとカンテ。そこに兄が帰る。


【 病院 】


カン患者と院長はいつものように対局してる。
院長は最後の処方箋だと靴をプレゼント


それを履いて病院を出ろ。

いつも扉が見えないって逃げてないで
その靴を履いて扉を見つけるまで戻ってくるな。


涙ぐむカン患者。


リネン庫でいつものようにサボって眠るチャヨンを見つけ
院長は顔をなでかわいそうな息子よと呟く。


その後チャヨンの叫び声が。父さん痛いってば!!


受付にいるみんながお父さん??と振り向く。


院長がチャヨンの耳を引っ張り今すぐこいつをクビにしろと言う。
みんなは例の息子だったのかと話す。


【 ムニョンの家 】


ご飯中の三人。
バイトを辞めたと言う兄にみんな無職ね。とムニョン。


兄は本当に仲直りしたか?
喧嘩するよりチューする方がいいのに。と言うとムニョンは


心配しないで。チューもしたし仲直りのキスもしたわ。


カンテはテーブルの下からムニョンの足を蹴る。


ムニョンは続けてキスだけじゃ足りずに…と言いかけた時
カンテは慌ててわざと大きな咳をし再び足を蹴る。


何でさっきから蹴るのよ!!痛いじゃない!と怒る。


カンテは童話の本を出すんだってと話を変える。


喜ぶ兄にムニョンは


宿題が良く出来ましたで賞って意味でね。
でもキャンピングカーはあげれないわ。

約束はしたけど引っ越しが嫌いな弟が
もう引っ越しする必要がなくなったじゃない。
いまさら意味ないでしょ。

だからお金であげるわ。お兄ちゃんお金好きじゃない。


兄はお金好きだ。お金、必要だ。
お金が全てじゃないけどお小遣いもあげなきゃいけない
ムニョンと合意した。


ウズラが取れないムニョンは刺そうとするが取れずイライラする。
それを見て兄はスプーンですくって取ってあげ
いつから作業するのか聞くと今すぐよとムニョン。


それを見てカンテ本当に理想の相棒みたいだなと呟き笑う。


【 カフェ 】


社長とムニョンが話す。
ムニョンはドフィジェの最後の原稿と自分の最後の原稿どっちかを選べと言う。


社長はムニョンの原稿を取り
ドフィジェの原稿を置いてく
社長が立ち上がった時に飲み物が原稿にこぼれてしまう。


何も知らずにトイレから戻ったスンジェは誰もいなくて
店員に片付けるか聞かれ濡れた原稿だとも知らず
飲み物と一緒に片付けてもらいスンジェは店を出る。


【 ジュリの家 】


サンテが作家デビューすることをジュリの母に報告する社長。
そこにジュリが来てジュリの母は話題を変える。


ソウルに帰ったら寂しいわねと言うジュリの母に社長は
今までゆっくり休んだのですぐ新しい事務所見つけて再出発しないとと言う。


ジュリが再出発はいつするんですか?と聞くと
事務所を見つけたらですね。
だから会えるうちに沢山会ってください。と社長。
こっそり微笑むジュリの母。


そこにスンジェが帰り手ぶらなのに気づき社長が原稿はと聞く。
知らないと言うスンジェに社長はメールしただろと言いながら
携帯を見ると間違えてムニョンに送っていた。


【 拘置所 】


社長の間違えて送ったメールを見て呆れるムニョン。
母に会いに来ていた。


驚く母にムニョンは今日で会うのは最後よ。


母はいつまでそばに居てくれると思ってるの?と言うと


私達は家族よ。とムニョン。


母は誰が家族だって?!!と興奮して言い
溜め息を吐き


お母さんはあんたの事とても愛してるのよ。
とても大切で。

私のように生きて欲しかった。
自分のものにしながら強く生きることを。

何でよりによってそんな奴らと…


幸いでしょとムニョンは言葉を遮る。


私もお母さんみたいに悪になりそうだったのに
ならなくてどれだけ幸いか。

私はお母さん哀れに思うわ。

自分が哀れだって気づいてないのがもっと哀れだわ。

お母さんは食欲だけはあるけど温もりが何か知らない。

知る事も出来ないし、知ろうともしないでしょ。

だから私はお母さんとは違う。

私は知ったの。
それがいかに温かくて良い事なのか。


呆然と聞く母は温もりですって?と言うとムニョンは


それでもご飯はちゃんと食べてね。
これからは一生懸命お母さんを頭の中から消すから。と言うと母は


あんたは絶対に私を消せないわ

何も言わず出ようとするムニョンに
母は何度も叫ぶ。

絶対に、絶対に消せない!!絶対!!!


【 病院 】


絵を描く兄にムニョンが蝶を消したのねと言うと


消したんじゃない。

もともとあったように描いたんだ。
後は新しい蝶を描けば良いだけだ。


最後の母の叫びを思い出すムニョン。


ドアの前で止まったムニョンに
ほら?絶対に消せないわ。あんたは私よ。と母。
ムニョンは振り返り


蝶。前にお母さんにとって蝶はサイコだって言ったわよね。
でも
私達にとって蝶は治癒よ。

魂の治癒。

覚えておいて。




ムニョンは兄に


そうね。消せないならもっと良いものに描きかえればいいのね。
兄は蝶はプシケ、プシケは治癒、優しい蝶!
にーちゃんが蝶描いてやろうか?
見物するか?と言うとムニョンは笑って


うん、かわいく描いてと言う。


【 ジェスの店 】


カンテが訪ねる。
病院やめたんだって?と聞くジェスに勉強しようと思ってと。
ジェスは俺も店やめてお前と一緒に勉強しようかな?と言う。


カンテが本当に受験勉強して大学行きたいと思うか?と聞くと
…いや、全然とジェス。カンテは


俺の後ついてこうとしないで

お前が本当にやりたい事やって

本当に住みたい所に行って暮らせ。


ジェスは何だよ。
もう俺みたいな奴は必要ない。
だから自分の道を行けって事か?と悲しげに言う。


兄貴。突然カンテがジェスをそう呼ぶ。ジェス兄貴。
ジェスが突然どうした?と驚く。


これからは兄貴って呼ぶよ。もともと年上だろ。とカンテ。


兄貴なんて必要ないって言ってたのに今更なんだよ?とジェス。


兄貴が1人いて気づいたんだよ。
多いほど良いって。

お前がいてくれたから今まで何とか耐えて来れたんだ。

それでも笑って、息を吸って、寂しさが減った。

ありがとう、ジェス兄貴。


とカンテが言うと涙が出てきて慌てて手で拭いながら
わかったら兄貴を大事にすれよ!とジェス。
そうするよとカンテ。


【 ムニョンの家 】


作業するムニョンと兄にカンテが果物を持ってくと
2人に関係者以外立ち入り禁止だと追い出される。


【 ゴミ置き場 】


社長とスンジェがゴミ収集所でドフィジェの原稿を探す。


何で自分も探さなきゃいけないのかと言うスンジェに
原稿を持って来なかったお前のせいだと怒鳴る社長。


それに切れたスンジェは怒鳴り返し出てく。


【 飲み屋 】


社長はジュリを呼び一緒にお酒を飲む。
スンジェが俺のせいでふてくされてるでしょと言う社長に
あの子にそんな風にしないであげてと言うジュリの言葉に


スンジェの方が6歳は年上
ジュリを年上のように扱ったのは
スンジェが生きてく上で必要だと思ってるんだと。


スンジェは実は原稿を見つけてた。
バツだと言い1ヶ月苦労させてから返そうとほくそ笑む。


【 ムニョンの家 】


作業したまま眠ってしまった2人。
カンテはそっと絵を眺めて笑う。


そして月日が経ち…



本が出来てムニョンの家に社長が届ける。


本を手に取り自分の名前と写真が載ってて大喜びして家を出てく兄。


慌てて追いかけるカンテとムニョン。


お母さんの木に報告する兄。


ついに作家になったよ、見てみるお母さん?と本をめくりながら説明する。


カンテはお母さんが気になってると思うから読んであげたらどうだ?と言うと
泣きながら読んであげるよ。面白く読んであげるねお母さんと言い読み始める。


それを見てカンテも涙ぐむ。


兄は読みながら何で嬉しいのに涙が出るんだ?弟達。とカンテ達を見る。
カンテも泣きながら兄を抱きしめる。


【 病院 】


授業の部屋で本などを準備する社長達。


社長が椅子が足りないんじゃないか?と聞くとスンジェは
先生達は立ってると言う。


記者席がないだろと言うとドフィジェ作家の原稿の事で
今回もデマだと思われて1人しか来ないと言い
それが自分だとスンジェは言い個人放送にあげると。
溜め息をつく社長。


【 病院 】


ジュリの母は院長にダメ医者だと思ってたけど能力は一応あったのね。
サンテを絵の蝶のように飛び立たせる助けもしてと言うと院長は


俺じゃなくて自分で勝手に飛んで行ったんだよ。
今日のお前はなんか綺麗だな

時々、ご飯食べたりしに家に遊びに行ってもいいか?
昔はよくそうしてただろ?
壁から顔出して

スンドクーー!!!遊ぼう!!!といきなり叫んだ。


驚いて慌てて怒るジュリの母。


そこにムニョンを自分の娘だと騒ぎを起こしたカン患者が病院を訪れ
アルムもやってきてジョンテに抱きつく。

ギドも来ていて公務員の勉強を頑張ってると。
ジェスもスーツでカッコよくやって来る。

みんな出版記念会に出席するために。


その頃サンテとムニョンはどっちが朗読するかで揉めていた。
喧嘩する二人にカンテは俺が読むとしびれを切らす。


【 朗読会 】


ムニョンとサンテが交互に読み始める。


昔々、深い森の中に
影の魔女に本当の顔を奪われてしまった三人
一緒に暮らしていました。

箱のオジサンが言いました。
俺達が喧嘩しないで幸せになりたければ
奪われた顔を取り戻さなくてはいけない。

顔を探すためにキャンピングカーに乗り旅立ちました。

雪原にしゃがみこみワンワン泣く母ギツネに会いました。
仮面少年は母ギツネに尋ねました。

『 なんでオバサンはずっと泣いてるの? 』

餌を探しに来たら背中におぶっていた子供を雪原で見失ってしまったんだと。

すでに涙腺が乾いてしまっていた母ギツネが胸を叩き泣き出すと
仮面少年の目から熱い涙が溢れでました。

すると再び早く溶け始めた雪原から
カチンカチンに凍ったキツネの子供の姿が現れました。

また再び旅に出た三人は
いばらの花畑で服を脱いで踊る芸人に会いました。
空き缶姫が尋ねました。

『 あんたはどうしていばらに刺さりながら一生懸命踊っているの? 』

『 こうでもしないと人々が見てくれない気がして。
でも痛いだけで誰も見てはくれない。』

すると空き缶姫はいばらの花畑に入り芸人と共に踊り始めました。

『 私は空き缶だからいばらに刺されても傷つかないの。』

空き缶姫がピョンピョンと飛び跳ね踊りだすと
空っぽの体の中から派手な音が響きました。

その音を聞き集まってきてそのまま見物をし拍手したのでした。

ちょうどその時 ...


「 ちょうどその時 」...


二人で読んでお互い何度も言った末に、次は自分の番だと喧嘩になる。
カンテが止めるが聞きもせず見てるみんなも放置で大喧嘩で終わる。


終わった後ジュリの母にカンテは本を渡す。
兄貴が買わせたら絶対ダメだと準備したとカンテ。
見て下さいと言われ見るジュリの母。
最後のページにサンテからのメッセージが。


『 偽物で本当のお母さんへ。

美味しいご飯ありがとうございます。
毎日毎日食べたい。

僕はオバサンが本当に好き ♡♡♡♡♡♡ 』


それを見て涙ぐみながらジュリの母は
偽物で本当のお母さんって何よ。と笑うとカンテは


偽物だけど本当のお母さんみたいに好きって意味だと思います。と。


ジュリの母はご飯食べさせてきた甲斐があったわねと言い二人で笑う。


カンテは一度抱きしめてもいいか聞く
そんな事わざわざ聞かなくていいのよといい抱き合う二人。


カンテはありがとうございますと伝えると
元気に暮らすのよと言われ涙ぐむ。


外の階段に座り肩を落とす社長の隣に座るジュリは
背中を撫でて大丈夫ですよ。今日来た人しか知らないんだからと言うと
携帯を見せる社長。
一部始終がスンジェの放送に出てた。
ジュリはそれを見てむしろ炎上商法にできるかもしれないと言うと
本当にそう思いますか?と聞かれる。
もちろんですとジュリが言うと
本当にジュリさんは嘘がつけませんね。とため息をつく社長。


ジュリは社長は転んでも本当に強い人だから大丈夫です。
ソウルに行くならもう会えないですねと言うと


再出発はするけどソウルには行きません。

事務所はこの市で借りました。
ソウルは家賃が高いしジュリさんもここにいるから。と。


思わず微笑むジュリはすぐに元の表情に戻す。
手を繋ごうとそっと手をずらす社長は小指に触れて
本当にきれいだ。...海が。と社長。
にやけるジュリ。


ムニョンと兄は仲直りして手を繋いで歩く。
二人でカンテにゴメンと行くがまだ怒ってるカンテ。
そこに院長があげるものがあると声をかける。


キャンピングカーだった!!


喜ぶ兄、カンテは困惑する。
ムニョンが欲しいと言うと兄はダメだ、俺のだと中に入る。
ムニョンもついてく。


カンテはこれはちょっともらえない。気持ちだけ受け取ると言うと院長は


これが俺の気持ちだ。
今回の事で本当に苦労かけただろ。

俺が人を見極められなかったせいだ。
謝罪の気持ちだと思って受け取ってくれ。

その方が気が楽だ。と。


これを貰ったら僕が申し訳ない気持ちになると思うとカンテ


ならお前は時間できた時に遊ぶ約束でも守ればいい。と院長。
はいと笑うカンテに


あれに乗って遠くに旅立ってみろ。
道中気づきがたくさんある。

しかし二人を連れてくのはちょっと大変そうだな。と笑った。


でも、楽しいでしょうね。とカンテも笑った。


【 ムニョンの家 】


旅に行こうと言うカンテに
蝶から逃げないって決めたのに
なんで遠くに行かなきゃダメなんだ?行かない。と兄。


逃げるんじゃなくて旅行だと色々説明するが行かないの一点張りの兄。


それにふてくされ部屋を出るカンテはムニョンの部屋に行き誘うが...
行きたい旅行の方向性の違いで断られる。


【 飲み屋 】


ジェスと社長に酔いながら愚痴るカンテ。


ジェスはそんな事でいじけてお前今までよく耐えてたなと言う。


二人だけで童話を作るって俺をのけ者にしたんだとカンテ。
社長はカンテがいなかったらあの本は出せなかったと慰める。


ただ三人でキャンピングカーで心の指し示す通りに旅したかっただけなのに。とカンテ。
お前は今まで本当に苦労してきた。あいつらが悪いと言うジェスに代わりに謝る社長。


本当に?本当にそう思うかと二人に何度も確認するカンテ。
もちろんだと言う二人に偽物だと言い酔いつぶれる。
それを見て思わず笑うジェス。


【 ムニョンの家 】


家に帰ったカンテに遅い!とムニョン。


なんと
サプライズするつもりでわざと演技していて
二人は荷物を準備して待っていたのだった。


兄が家族Tシャツだ、凄くかわいい。とカンテに渡す。


行くなら....ちっ..と言いながら泣き笑いし二人に抱きつく。


【 キャンピングカー 】


出発した三人とバックミラーにつけられたマンテ。


カンテは二日酔いで具合悪そうでそれを見て怒るムニョン。
大丈夫かと聞く兄に大丈夫だと手を振る。


どこが大丈夫よ。
いつも大丈夫じゃないくせに口さえ開けば大丈夫って。


とムニョンが言うと
兄は具合悪い人に怒ったらダメだと言うとムニョンは言い返し
にーちゃんに悪口言ったな。とまた喧嘩になる。


運転するムニョンが耳を引っ張られ車が揺れ
吐きそうになるカンテ。


止まって外で吐くカンテ。
カップラーメンを食べる二人。
カンテは食べないと言いぐったりしてる。
それを見て二人で分けようとムニョン。


それを見てため息つくカンテを見てムニョンは
あー俺が思ってたキャンピングカーの旅はこんなんじゃないって夢から覚めた?と言い


笑うカンテは俺は寝るから夜ご飯の時に起こしてくれと中に入る。


眠るカンテ。


そして楽しいキャンピングカーの旅は続いていく。


ある晩焚火をするカンテ。
外に出てきたムニョンは寝ないの?と聞く。
眠れないんだと言うカンテに突然謝るムニョン。
何がだ?と聞くカンテに


あんたの体に二回も傷つけて。
これからは本当に傷つかないで欲しいと思ってる。


フッと笑い頷くカンテに
それとありがとう。旅行に連れてきてくれて。


笑いながらカンテはどうしたんだ似合わないぞと肩を抱く。
ムニョンはカンテを見つめ


愛してる。

これは偽物じゃなくてホントに…本当よ。


と言い二人は短いキスをし肩を寄せ合う。


朝、移動した深い森の中で車を止めるカンテ達。


兄はカンテに楽しいか聞くとうん、凄く凄く楽しいと言う。
兄はキャンピングカーの旅ずっと続けたいか?と聞くと
笑ってうんとカンテが言う。


いつまで?と聞く兄に、んー飽きるまで?とカンテ。


あー...お前ら二人で行け。俺は他の所に行くと言い出す兄。


カンテはなんでだ?旅行つまんないか?と聞くと兄は


俺もめっちゃ楽しい!

でも...俺は仕事したい。仕事。
絵を描く仕事、童話の本を作る仕事。

それはもっと楽しい。


カンテはあー...そうしよう、じゃあ家に帰ろうかと言うと兄は


お前はそのまま遊べ。俺は働く。ここに誰か迎えに来るって言ってた。と。


出発しようと来たムニョンに兄は


他の童話作家が俺の絵が凄く好きだって。
だから一緒に仕事しようって。

俺の絵が必要だって。

俺は必要とされる人だ。


と言うとムニョンは


お兄ちゃん、私もお兄ちゃんの絵が必要よ
と言うとカンテはムニョンの手を握り兄に


兄貴、俺がいなくても大丈夫なのか?俺は必要じゃないのか?と聞く。


兄はムンカンテはムンカンテのもの。俺は俺のもの。と言う。


子供の時に自分が言った言葉を思い出すカンテは涙を流しながら


そうだ、俺は俺のもの。

兄貴のものじゃない。

ムンカンテはムンカンテのもの。と。


兄は泣くカンテの涙を拭い抱きつき背中をトントンしながら


泣くなカンテ。
カンテ、ありがとう。

カンテ...ありがとう。


と言うとカンテも


俺もありがとう。

俺の兄貴でありがとう。と。


それを見て涙ぐむムニョン。


そこに一台の車がやってきた。
社長が来てサンテの荷物を車にしまう。


兄はバイバイと笑顔で言いながら手を振る。
それを見てカンテも笑った。


最後にそれぞれの車に乗り兄が言う。


コムニョン!ムンカンテ!じゃーな!
喧嘩するなよ!

喧嘩するよりチューする方がマシだ!と。



そして二つの車はそれぞれの道を行った。


【 童話の続き 】


奪われた顔を取り戻すためまた
別の道を行く彼らの前に
邪悪な影の魔女が再び現れました。

彼女は母ギツネの代わりに涙を流した仮面少年と
芸人と一緒に踊ってあげた空き缶姫を誘拐して行ってしまいました。

『 これからお前たちは絶対に幸せな顔を探せないだろう。 』

呪いをかけた後
深く真っ暗なモグラのほら穴に閉じ込めてしまいました。

数日後、箱オジサンはそのほら穴を見つけましたが
穴の入り口が狭すぎて到底入る事は出来ませんでした。

『 どうしよう。この中に入るにはこの箱を脱がなきゃいけない… 』

この時、中から仮面少年の声が聞こえてきました。

『 オジサン、僕らの事は気にしないで遠くへ逃げて。
もうすぐ影の魔女が戻ってきちゃう。』

しかし
箱オジサンは勇気を出して被っていた箱を脱ぎ
穴の中に入り二人を助け出しました。

暗い穴の外に出た二人は箱を脱いだ
オジサンの泥だらけの顔を見てゲラゲラと笑いました。

笑いが止まらずお腹を抱えて笑ってた仮面少年の仮面が
ぱっと落ちました。
空き缶姫のまとっていた空き缶もカンと言いながら落ちました。

笑って本当の顔が現れた二人を見て箱を脱いだオジサンが言いました。

『 あぁ...幸せだ...』

結局、影の魔女が盗んで行ったのは
彼らの本当に本当の顔ではなく

まさに幸せを見つける勇気だったのでした。


【 サンテとの別れの時 】


サンテを迎えに来た社長の車に乗る前に
社長がコーヒー飲んでいくってと言う兄に
笑うカンテとムニョン。


< 終わり >


サイコだけど大丈夫 16話 感想


本が出た時にお母さんの木に報告するところが本当に泣けた。
嬉しいになんで涙が出るのってとこがグッときた。


最後はキャンピングカーの旅に出てなんて夢のようだ。


もう二度と会えないかのようなキャンピングカーでの2人の別れのシーン
やばかった。泣いてしまうわ。


二度と会えないわけじゃないけど
今までずーーっと2人で暮らして来たからね。


ムニョンとサンテの喧嘩もかわいかったし
毎回誰かが、自分と○○どっちが好きって聞くのも笑えてきたし。


最後の失敗シーンが面白かったな。


童話がメインのドラマで
書き言葉は苦手なので難しかったなーー!


最後のこの回は頑張ってみました。笑。
長いけどそれだけ内容が詰まってるの。
これは映像で見て欲しいな。
最後のムニョン達の童話の続きとか!


最後まで読んでくれてありがとう!!


それじゃ!!


posted by fuyune at 14:00 | Comment(0) | 韓国ドラマ | 更新情報をチェックする
 
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